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盲導犬普及支援オリジナルポスター 2019年【春】新作完成!

 
民間ボランティア「盲導犬普及支援の会」は、2001年より、視覚に障害のある方々の社会参加と自立した生活をサポートするために必要な盲導犬と、その育成に携わるスタッフや訓練士、ボランティアの日常などバックグラウンドにスポットを当てた啓発のオリジナルポスターを制作しています。
 
 
2019年【春】新作
おっこちゃんとこはるちゃん
 
子犬が盲導犬になるまでには、繁殖犬飼育ボランティアやパピーウォーカーをはじめ、大勢のボランティアの皆さんが愛情を持って育て、訓練センタースタッフやユーザー(盲導犬使用者)との共同訓練など、多くの人々の支えと長い月日を経て、初めて盲導犬となります。

大切な命を紡ぐこの一人一人の思いが、どういった方々の支援のもと、ユーザーさんに託されているか、盲導犬の貸与を心待ちにしておられる多くのユーザーの皆さんのために優秀な盲導犬を一刻も早く、そして一頭でも多くお届けしたいと願い、盲導犬の育成の現場に日々携わり、支える人々の日常・リアルタイムをモチーフに情景豊かなストーリーとして、お伝えして参ります。

以下↓第1作目、第2作目ポスター及び掲示実施の様子がご覧いただけます。
http://nkoku.jp/previous_gd-poster.html 2014年12月7日更新

以下↓のサムネイル画像をクリックすると、これまでのポスターがご覧いただけます。
 
3作目 4作目 仮設05作目 6作目 8作目 前章 8作目 序章
 
8作目 綾波 レイさん
と リヒトくん
暁美 ほむらさん
と アプリちゃん
11作目 加藤 茉莉香さん
と グラミスちゃん
ラライヤさん
と アムロくん
 
 
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【2019年[春]:新作についてのご紹介】

 
[作品:映画 「若おかみは小学生!」について]
累計発行部数300万部を誇る人気児童文学(講談社青い鳥文庫)シリーズ「若おかみは小学生!」(原作:令文ヒロ子・絵:亜沙美)、本作は2018年4月からテレビアニメとしてオンエアされ、同年9月に劇場公開。両親を亡くした小学生 主人公おっこ(関 織子)が、祖母の営む温泉街の老舗旅館「春の屋」で、新米若おかみとして祖母の仕事(接客や清掃、お料理など)を手伝いながら、様々な経験を積み、成長していく少女の物語です。同映画はアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門出品、韓国で開催された第20回プチョン国際アニメーション映画祭 長編コンペティション部門で優秀賞と観客賞W受賞、第73回毎日映画コンクール(毎日新聞社 スポーツニッポン新聞社主催)アニメーション映画賞受賞、第42回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞受賞、2019年 モロッコで開催されたメクネス国際アニメーション映画祭では長編部門観客賞を受賞し、高い評価を得ました。此度ポスターは、多くの方々の共感・支持を得て、好評を博した旬の話題作 劇場版『若おかみは小学生!』を採用させて頂きました。
 
[キャラクター:おっこ(関 織子)ちゃんについて]
物語の主人公おっこ(関 織子)は、祖母の営む老舗旅館「春の屋」で、見習いとして若おかみ修業を積む小学6年生の女の子です。「春の屋」に昔から住む不思議な仲間、ウリ坊や鈴鬼たちの助けを得ながら、宿を訪れる特徴のある多様なお客様に、どの様にすれば、くつろぎや安らぎを感じてもらえるか?清掃やお料理、1つ1つ工夫をこらしながら、丁寧なおもてなしを心がけるひたむきな少女です。目の不自由なお客様にとって大切なパートナーである 盲導犬。「もし、春の屋さんに盲導犬を伴ったお客様がいらしたら…?」 おっこちゃんは、どのようなおもてなしをしてくれるでしょうか?ポスターではおっこちゃんが、ハーネスを外した盲導犬「こはる」の日向ぼっこをしている所に、ウリ坊や鈴鬼も早速歓迎のお出迎えをしてくれています。気くばりや明るい笑顔を忘れない、一生懸命頑張る小学生の見習い若おかみ、おっこちゃん。 そして、頼もしい仲間たち、ウリ坊と鈴鬼を起用いたしました。
 
 
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【2019年[春]:新作オフィシャルデータ】

 
 作品名:映画『若おかみは小学生!』  文部科学省選定作品(少年・家庭向き)
  ©令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会
 キャラクター名:おっこ(関 織子) ウリ坊(うりぼう) 鈴鬼(すずき)
 起用犬種:ラブラドールレトリバー [イエロー 盲導犬 (実働犬)]
 いぬのなまえ:「こはる」(メス♀)
   ※盲導犬「こはる」は、『若おかみは小学生!』主人公 おっこ(関 織子)役の
    小林星蘭さんに命名頂きました。
 コピー:『春の屋は、盲導犬とご一緒にお泊まりいただけます!』
 サブコピー:「花の湯温泉の湯は すべてを受け入れ 癒してくれるー 」
 メッセージ:「身体障害者補助犬をご存じですか?」
 #「目の不自由な方の歩行を補助する 盲導犬の受け入れ・サポートにご協力お願いします。」
 イラスト:高坂 希太郎
 協力:認定NPO法人全国盲導犬施設連合会
 
 
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アーティストのご紹介

 
[命名:小林 星蘭(こばやし せいらん)さんについて]
東京都出身 2004年9月25日生まれ テアトルアカデミー所属
『若おかみは小学生!』 物語の主人公 新米若おかみ おっこ(関 織子)ちゃん役として、テレビ版・劇場版ともに主役をつとめる。人気テレビドラマ長寿シリーズ「浅見光彦~最終章~」や「渡る世間は鬼ばかり」、「一休さん」などに人気子役として出演。時代小説のドラマ化「みをつくし料理帖」 推理ドラマ 水曜ミステリー9の「駐在刑事」などのテレビドラマ出演のほか声優として、テレビアニメ作品「スペース☆ダンディ」吹き替え出演作品に「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」などがある。此度のポスター登場犬への命名「こはる」の由来は、「おっこ」の『こ』と「春の屋」の『春』から命名。もう一つの意味として、大きな幸せとまでは行かなくても、こはるちゃんが小さい春、小さい幸せを運んでくれるようにとの願いをこめて、命名してくださいました。
 
[イラスト:高坂 希太郎(こうさか きたろう)氏について]
神奈川県出身 1962年2月28日生まれ 映画監督・アニメーター
OH!プロダクション出身 1979年からアニメーターとしてキャリアをスタート。 映画『風立ちぬ』『耳をすませば』をはじめ、多くのスタジオジブリ作品のキー・アニメーターとして、中核を担う。アニメ制作会社「マッドハウス」制作の国民的人気アイコンとして広く知られる漫画原作のアニメ化『YAWARA!(a fashionable judo girl!)(浦沢直樹 原作)に原画 作画監督 絵コンテで参加。「MASTERキートン」ではキャラクターデザイン・作画監督、 「MONSTER」ではキャラクター原案をつとめた。2003年 南スペインの「世界三大自転車レース」ブエルタ・ア・エスパーニャを舞台に描いた映画監督デビュー作である『茄子 アンダルシアの夏』(黒田硫黄 原作)は、同年カンヌ国際映画祭に出展、高く評価される。映画「若おかみは小学生!」は、氏の15年ぶりの監督作品として大いに話題となり、好評を博す。
 
その他の監督作品
「A-Girl」(1993年) 監督・キャラクターデザイン・作画監督
「CLOVER」(1999年) 監督
 
 
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【盲導犬着用のPコート(マナーコート)について】

視覚障害者の歩行をサポートしている仕事中の盲導犬に遭遇したことのある方ならば、盲導犬が装着している「ハーネス」以外に、Pコートあるいは「マナー コート」を着用しているケースを実際にご覧になったことがあると思われます。このマナーコートは、犬の抜け毛で周囲のご迷惑とならぬように…という配慮から着用がなされており、また「盲導犬自身が汚れるのを防ぐ」といったことも考慮され、使用されています。こういったコートは被服などの縫製が得意なボランティアさん方、「縫製ボランティア」の皆さんのご協力により、盲導犬の体躯に合わせて、1つ1つすべて手作りで製作されています。

マナーコートは↓
1)生地は厚すぎず、されど薄すぎないもの。
2)軽くて、丈夫なもの。
3)通気性・撥(はっ)水性に優れたもの。
4)トイレに支障をきたすつくりではないこと。
5)窮屈でなく、程よく躯幹部にフィットするもの。
6)安全な歩行を確保するため、地味過ぎない、識別し易い色彩であること。

など、実働する盲導犬の動き・安全性や、季節などが考慮された作りとなっています。マナーコートの種類には A:全身を覆うタイプ(首 4つ足 尻尾を出したタイプ) B:上半身を覆うタイプ(首 前2足を出したタイプ)などがあり、雨の日に着用するレインコートスタイルや、寒い季節に特化した仕様のものもあります。

盲導犬ユーザーは、同伴する盲導犬(パートナー)の日々の健康管理(毛づくろいやシャンプー)、マナーコートの着用など、周囲の方々に配慮し、常に清潔にするなどして、目的に応じて外出するよう心がけています。
 

【身体障害者補助犬とは (盲導犬 聴導犬 介助犬)について】

身体障害者補助犬とは、盲導犬 聴導犬 介助犬の総称で、補助犬を同伴する体の不自由な方が、病院、公共交通機関、商業施設や店舗 宿泊施設(旅館・ホテル等)における施設等の利用において円滑化を図り、障害者の自立 及び社会参加の促進に寄与することを目的として、定められた法律を「身体障害者補助犬法」といいます。

盲導犬を「ペット」あるいは、「身近に(補助犬を同伴する障害者が)いないから解らない」また、あってはならない発言ですが「犬は犬だから」などの、誤った認識や「身体障害者補助犬」の同伴・受け入れが定められた法律自体の周知が充分でない事などで、目の不自由な方が「入店拒否」「乗車拒否」をされてしまう事例が少なからずあり、残念ながら先進国として成熟した意識向上がなされているとは言い難い側面が、未だに多く見受けられます。

来る2020年、東京オリンピック、パラリンピックでは、大会参加者及び観覧者として、諸外国からも大勢のハンディキャップのある方、サポートをするご家族や介助者、補助犬の同伴など、日本での楽しい滞在を求め 来訪する方々のご利用は充分に予想されます。日本で盲導犬が誕生して60年、3つの元号を越える長い活動の歴史があり、故に開催ホスト国・先進国として、スマートで洗練された適切なサポート 取り組みを心がけることこそ、「おもてなしの心」を長所 信条とする日本において、当然期待され、求められることとなるでしょう。
 
 
もし、盲導犬を伴ったお客様がいらしたら…?
 
盲導犬を受け入れる側の心構え・準備として、どのようなサポートが具体的に必要か?目の不自由な方と盲導犬の受け入れなどは、特別な設備を要するものではありません。前述の通り、盲導犬ユーザーはお出かけする際、同伴犬の事前トイレや用途に応じてマナーコートなど相応の準備をしています。あとは受け入れる側の僅かな工夫や配慮、おもいやりを持って対応下されば、特段難しいことはありませんので、是非ともご入店・ご乗車 ※1にご協力をお願い致します。

視覚障害者 盲導犬ユーザーご入店については、都道府県 各市・町の障害福祉窓口に、盲導犬及び身体障害者補助犬法についてのリーフレット・広報誌の提供があり、補助犬担当窓口などに相談すれば、全国にある盲導犬協会が自治会や組合、商工会、学校 企業などの要望に応じ、定期的に開催しているPR犬を派遣した「盲導犬のデモンストレーション」を見学することが可能です。

ヒアリングや講習・実習(アイマスク着用)などを通じ、専門書籍だけでは解らなかった 感じ方・考え方など実際に体験してみられることで、受け入れる側と受け入れられる側双方にとって、何が必要か?どのような障壁があるか?がさらにわかり、盲導犬を同伴する視覚障害者のご入店 ご来場のスムースな誘導・ご案内に、より自信を持って適正な対応をすることが可能となるのではないでしょうか。

盲導犬ユーザーを対象にしたアンケートでは、その実に約6割は、「入店拒否」「乗車拒否」など、これまで辛い経験をされたとの回答がなされています。目の不自由な方々の社会参加 受け入れの態勢が万全とは言い難い側面は、現在もなおあるものの、より身近な問題として盲導犬(補助犬)同伴・受け入れ(マナー向上)を社会全体で認識し、取り組み・支えて頂きたいと思います。

※1
救急車への盲導犬(補助犬)の同乗は可能です。
 
 
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【ポスターに関するお願い】

 
このポスターは、小学校・中学校(一部公共機関)への掲示を目的に制作されております。ポスターに関するお電話・メールでの個別のお問い合わせは、くれぐれもお控えくださいます様、何卒お願い申し上げます。
※認定NPO法人全国盲導犬施設連合会は少人数のスタッフで運営しておりますので、皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

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