盲導犬普及支援
オリジナルポスター
2025年【特別編】新作完成!


【聴導犬とは? 耳の不自由な人の生活を支える補助犬です。】

聴導犬とは耳の不自由な人(ろう者)に、タッチをするなど様々な動作を通じ、生活をする上で必要な音を知らせる補助(ほじょ)犬です。

来訪を知らせる玄関チャイム(インターホン)、火災報知機、キッチンタイマーや緊急対応時の警報器音やアナウンス、目覚まし時計、ノック、赤ちゃんの鳴き声など、様々な生活音を記憶し、聞き分けて音源の位置まで耳の不自由な方を誘導するなどの訓練をうけています。

耳が聞こえないと困る状況(シチュエーション)とは、どのような場面でしょうか。

・エレベーターや電車内では、緊急ボタンが使えない。
・緊急車両のサイレン、クラクションが聞こえない。
・災害時における注意喚起のアナウンスが聞こえない。
・列車の進入を知らせる接近音、発車合図がわからない。
・声かけをしても無視されたと誤解をうけることがある。

など、一見外見からはわかり辛い、聴覚障害をかかえる方にとって、盲導犬が目の見えない人の生活を補助する役割を担っていると同様に、聴導犬も耳の不自由な方の大事な「命綱」であり、快適で安全な生活を支える重要な役割を担っています。もし、聴導犬を伴っていても、何かお困りの聴覚障害者へは↓

・手話による意思疎通。
・手持ちデバイスのメモ機能やメモ帳を使った筆談。
・マスクを外して口元の動きを伝えられるようにし、ゆっくりと会話。
・係員が近くにいる場合は誘導(アテンド)のお手伝いをする。

お困りの耳の不自由な方を見かけたら、「耳マーク」の確認、何をお困りか?を必ず状況をつぶさに観察・確認の上でご不便の緩和、速やかなお手助けをお願いします。



耳マーク




ヘルプマークとは?

ヘルプマークとは、外見からはわかりにくい事情のある方が「周囲の方の援助や配慮を必要としていること」を知らせ、サポートを得やすくするために作成されたマークのことです。



出典:障害者に関係するマークの一例-内閣府



ヘルプマークの対象者は

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方ヘルプマークを身に着けた方を見かけたら…

・電車・バスの中で、席をお譲りください。
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。 また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。

・駅や商業施設等で、お声をかけるなどの配慮をお願いします。
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。

・災害時は、安全に避難するためのご支援をお願いします。
視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方がいます。

補助犬を同伴していても使用者への援助が必要な場合があります。使用者が困っている様子を見かけたら、積極的なお声かけをお願いします。


←前へ  次へ→
>>戻る