盲導犬普及支援
オリジナルポスター
【8作目 序章】
についてのご紹介


赤毛のアンについて

今からおよそ100年前の1908年にカナダの作家L・M・モンゴメリが発表した長編小説で、日本では去る1979年1月7日から同年12月30日に全50話が、フジテレビ系の「世界名作劇場」枠にて放送されました。

「赤毛のアン」の主人公アン・シャーリーとアンを取り巻く多くの優しい人々、アンの育ったプリンスエドワード島のアボンリー、グリーンゲーブルズの美しい自然と四季に彩られた愛の物語は、生誕から100年を迎えた現在もなお、人々を魅了してやまず、児童はもとより、世界中の多くの人々の厚い支持を受け今日に至ります。

「赤毛のアン」生誕100年と放映から30年を記念し、また2010年7月17日(土)より「三鷹の森美術館」配給、脚本・監督、高畑 勲氏として渋谷シネマ・アンジェリカを皮切りに順次公開予定の劇場公開作品「赤毛のアングリーンゲーブルズへの道」に因み、今回のポスターは主人公アン・シャーリーの生涯で大きな支えとなる心の友「ダイアナ・バリー」さんを起用させて頂きました。


少女ダイアナについて

「赤毛のアン」に登場する、アン・シャーリーの生涯の友、少女ダイアナはアンがグリーンゲーブルズに来て最初にお友達になった、読書が好きな心やさしい少女です。本編では第9章「おごそかな誓い」より登場し、オーチャードスロープ(バリー家)の庭で、アンとともに


「太陽と月のあらん限り、我が心の友、ダイアナ・バリー(アン・シャーリー)に忠実なることを 我、おごそかに誓います。」


と、ともに生涯親友であり続ける事を固く誓います。
ユーザー(盲導犬使用者)にとって、盲導犬とはただ道を案内するガイド「働く犬」としての役割・存在ではなく、家族であり、心の友であり、また心の支え・拠り所でもある無二の存在です。

少女ダイアナが、孤児であった少女アンの大きな支えであり、心優しい親友であったように、ユーザーと盲導犬の間にも同じく、何にも変え難くかけがえの無い、尊く親愛に満ちた「絆」があります。

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